「息子が現役のうちは、家のことをやるのは難しいと思うんですよ」
15年以上お世話になっているT様に、商事信託の会社をご紹介させていただきました。
T様ご自身はまだまだお元気ですが、20年後にまだ今のように精力的に不動産を運営できるかは分かりません。
一方で、エリートサラリーマンであるT様の息子さん。
20年後はまだ会社でバリバリ働いているはずです。
となると、不動産運営者の空白期間が生じてしまう可能性があります。
その空白期間の橋渡しのために有効な一つの方法が商事信託です。
商事信託を業として行うには結構大変な要件を満たさなければならず、更に不動産を受託してくれる信託会社は数社しかありません。
信託報酬はそれほど高い訳ではないのですが、信託不動産には厳しい遵法性が求められることなどがネックになってきます。
アパート建築の完了検査後に庇をつけちゃったりすることはよくありますが、そういうのも是正しておかないと商事信託会社は受託してくれないのです。
信託会社のJ様には、メリットだけでなくデメリットもしっかりお話ししていただき、T様にもご納得いただけました。
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