2025/03/16
相続メルマガ
「あんまり利回りが高くないから、現金をたくさん入れた方が安全ですか?」
相続税対策のためのアパート購入のご相談。
確かに、現金をたくさん入れて、借り入れを少なくした方がキャッシュフローは多くなります。銀行返済ができなくなる、という状態は避けることができるでしょう。
でも、それは銀行にとって「安全」な状態です。
地主さんにとってその状態が「安全」かというと疑問が残ります。
最初に現金を多く入れるかどうか、は最初に手元のお金をまとめて出すのか、後から少しづつ手元のお金を出していくのか、という支出タイミングの違いだけであり、その投資の本質は変わりません。(これはまた別の機会に)
もちろん、借入を少なくした方が金利の支払いは少なくなりますが、有利な金利で借りることのできる方にとって、その影響は大きくありません。
それよりも、手元の現金が無くなってしまうというリスクの影響を考える必要があります。
相続税対策物件を購入すると、相続税額を減らすことはできます。
でも、「安全」な投資のために現金を失ってしまい、相続税の納税資金が足りなくなってしまっては、何のために相続対策物件を購入するのか分からなくなります。
この点、相続税納税資金が足りなくなった場合、銀行から相続税納税資金を借りればいいや、という方もいます。
でも、相続税納税資金の場合、その融資を受けることによって収益力があがる訳ではありません。同じ銀行からの借入でも、収益物件購入の場合よりも借入のハードルは高くなります。
また、相続税納税のための借入金の利子は経費にならないということにも気をつけなければなりません。
相続対策物件を購入する際に、借りられるだけ借りておいて、現金を温存しておいた方が安全な場合もあるのです。
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